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医師の種類

登録医

登録医という言葉は一般的にはあまり浸透していないかもしれませんが、地域医療の安定を継続させるために、その地域で協力体制を図るための制度です。例えば子供の病気はほとんどが小児科ですが、中耳炎などの場合は耳鼻科へ行く方が早く完治します。でも、大人のように症状を上手く伝えることができないので、保護者はとりあえず小児科へ足を運びます。そこで耳鼻科を紹介されます。この紹介するネットワークを構築しているのが登録医で、大きな病気の場合は専門機関を受診する場合に有効です。

研修医

医学部を卒業して、医師国家試験に合格すれば医師免許を取得することができます。でも、医師の仕事は机上の空論では進めることができないので、卒業して2年間は研修医という身分で呼ばれるようになります。免許を持っているので医師には違いなく、患者からすれば他の医師と何ら区別をすることはできません。 指導医の元で2年間臨床経験を積んで、初めて医師としての確固たる地位を築くことができるのです。

認定医

学会に認定されている医師のことを認定医と呼びます。認定医は指定された病院で一定期間勤務し、 学会に出席して認定試験を受けなければなりません。小児科・眼科・耳鼻科など、診療科ごとに設立されている学会に認定されることで、自分の知識と技術を証明することができます。各学会によって認定制度の内容は少しずつ違いますが、医師の臨床レベルを上げるスキルの1つであることは間違いありません。

専門医

認定医より更に高い知識と技術を持ち合わせている医師を専門医と呼びます。専門医は5年以上の専門研修を経て、各学会の資格試験に合格して認定してもらわなければなりません。認定医よりも細分化していて、内科の中でも消化器・腎臓・血液などの体の部位によっても分けられています。開業医は自分の専門分野として看板を上げることができるため、患者としても自分の症状に合った医師を探す目安になります。

指導医

認定医と専門医を指導する医師。それが指導医です。また、病院内で研修医を指導する医師のことも指導医と呼びます。ほとんどの場合は臨床経験の豊富な医師が担当するポジションで、テレビドラマの中でも厳しく研修医を指導する光景を目にしたことがあるでしょう。事実研修医と指導医は生徒と先生のような関係で、研修医は1人で臨床経験を積むことはできないので、指導医の指導は欠かすことができません。

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