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医師の転職理由

医師不足による激務

入院設備のない個人病院ならいざ知らず、地域に根付いた総合病院や大学病院では、医師不足による激務が取りざたされていることは周知の事実です。外来勤務・当直勤務が24時間続いたり、自宅に帰ることなく病院に寝泊まりする医師も珍しくありません。特に地域の基幹病院として二次救急や三次救急に指定されている病院では、食事を取る時間もないほど医師は多忙を極めています。そのため心身ともに疲れ果て退職していく医師が多いため、残された医師は1人で多くの患者を担当しなければならなくなるのです。

医局の圧力

大学病院に勤務する医師は、医局と呼ばれるグループ組織に属さなければなりません。組織とは言っても病院によって違いますが、ほとんどの場合は教授を筆頭に準教授・講師・助教・医局員の順で位置づけられています。大学病院の医師の人事については教授が実権を握っていることが多く、自由に診療科を移動したりすることはできません。場合によっては僻地診療へ出向させられたり、学会で発表する論文の提出で患者と接する時間が限られてくることもあります。 全ての医局が組織のようになっているわけではありませんが、多かれ少なかれある程度の圧力で左右されると言われています。

勤務医の年収

勤務する病院によって違いますが、国公立の病院に勤務する場合は公務員規定に準ずることになります。そのため年齢や経験に比例して昇給していくことになるので、安定した年収を確保できることになります。私立の総合病院の場合は、600万円ぐらいからスタートします。一般的に600万円と聞けば低額ではありませんが、医師の義務や責任・業務内容や勤務形態を考えると決して高いとは言えません。 部長クラスの肩書になったとしても、勤務医の年収は開業医の約半分程度だと言われています。それにも関わらず業務内容や勤務形態は開業医よりも重労働。勤務医の勤務環境が年収に比例していないことも、医師不足を引き起こす原因となっています。

医療スタイルの違い

忙しくてもしっかり説明したい。時間外の患者でも受け入れるなど、医師によって診療スタイルには違いがあります。「患者の命を救いたい。」という医師としての信念を持って働いていたとしても、病院の方針には簡単に背くことはできません。自分の思い描く患者に負担の少ない医療。高度が技術を磨いて治療方法を研究したり、地域医療に力を注いだり。自分が目指す医師としてのスタイルを進むことができなければ、仕事に対するモチベーションも上がりません。医師だって人間です。聖人君子ではないので、方向性の違いで職場を変えたいと思ったとしても何ら悪いことではありません。

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